はじめに
車を所有するにあたって、近年人気が高まっているカーリース。月々定額で新車に乗れる手軽さが魅力ですが、「ETCやドライブレコーダーなどのオプション装備はつけられるの?」「追加費用はどのくらいかかるの?」といった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
本記事では、カーリースでのオプション装備の選び方や費用について詳しく解説します。ETCやドライブレコーダーなどの人気オプションを中心に、賢い選択方法をご紹介します。
カーリースでもオプション装備は選べる?基本を理解しよう
結論から言うと、カーリースでもETCやドライブレコーダーなどのオプション装備は選ぶことができます。ただし、リース会社やプランによって対応可能なオプションや料金体系は異なります。
カーリースにおけるオプション装備の種類
カーリースで選べるオプション装備は大きく分けて以下の3種類があります。
- メーカーオプション:製造段階で工場で取り付けられるオプション
- サンルーフ
- 本革シート
- 高性能オーディオ など
- ディーラーオプション:販売店で取り付けられるオプション
- ETC
- ドライブレコーダー
- ナビゲーションシステム
- フロアマット など
- アフターマーケットオプション:契約後に自分で手配するオプション
- 市販のドライブレコーダー
- スマホホルダー
- 後付けのETCユニット など
カーリースでオプションを付ける方法
カーリースでオプションを付ける方法は主に2つあります。
- リース契約時に含める
- 月々のリース料金に含まれる形で支払い
- リース満了時にはオプションも返却(プランによる)
- 自分で購入・取り付ける
- リース契約とは別に自費で購入
- リース満了時も自分の所有物として残る
カーリースで人気のオプション装備と特徴
ETCはカーリースでも必須アイテム?
ETCは現代のドライバーにとって欠かせないアイテムの一つです。カーリースでもETC装置を選ぶことができますが、いくつか知っておきたいポイントがあります。
ETCの選択肢
- ビルトインタイプ
- ナビゲーションと連動したタイプ
- スッキリとした見た目で使いやすい
- リース契約に含める場合が多い
- 分離型・後付けタイプ
- 比較的安価に導入可能
- 自分で購入・取り付けも可能
- リース満了後も継続使用できる
ETCのコスト比較
カーリース契約に含める場合、月々500円〜1,500円程度の追加費用となることが一般的です。一方、自分で購入する場合は1万円〜2万円程度の初期費用がかかりますが、リース満了後も使用できるメリットがあります。
ドライブレコーダーは安全・安心のために
事故やトラブル時の証拠として、また安全運転の記録として重宝されるドライブレコーダー。カーリースでの選択肢を見ていきましょう。
ドライブレコーダーの種類と選び方
- 前方録画タイプ
- 基本的な機能で価格も手頃
- 前方の映像のみ記録
- 前後2カメラタイプ
- 前方と後方を同時に記録
- あおり運転対策にも効果的
- 360度録画タイプ
- 車両周囲の状況を全方位記録
- 駐車中の監視にも活用可能
ドライブレコーダーのコスト目安
リース契約に含める場合は、機種によりますが月々800円〜2,000円程度の追加費用となることが多いです。自分で購入する場合は1万円〜5万円程度と幅がありますが、高性能なものほど価格は上がります。
ナビゲーションシステム
地図案内だけでなく、オーディオ機能や車両情報の表示など多機能化しているナビゲーションシステム。カーリースでどう選ぶべきでしょうか。
ナビゲーションの選択肢
- 純正ナビ
- 車種専用設計で操作性や見た目が良い
- 車両情報との連携も充実
- 比較的高価
- 社外品ナビ
- コストパフォーマンスが良いものが多い
- 機能面で純正に劣る場合も
- スマートフォン連携
- Apple CarPlayやAndroid Auto対応のディスプレイオーディオ
- スマホのナビアプリを活用可能
ナビゲーションのコスト比較
純正ナビをリース契約に含める場合、月々2,000円〜5,000円程度の追加費用となることが多いです。スマホ連携タイプのディスプレイオーディオであれば、月々1,000円〜3,000円程度と比較的リーズナブルです。
カーリースでオプションを選ぶ際のポイント
総支払額で比較する
月々の追加費用が少額でも、リース期間全体(5年・7年など)で計算すると意外と大きな金額になることがあります。例えば月々1,000円の追加費用も、5年リースなら6万円になります。
利用頻度と必要性を考える
全てのオプションを付けると便利ですが、実際の使用頻度や必要性を考慮することが大切です。例えば、高速道路をほとんど使わない方にとってETCの優先度は低いかもしれません。
リース満了後の扱いを確認
リース契約に含めたオプションは、基本的にリース満了時に車両と一緒に返却することになります。長く使いたいオプションは自分で購入する方が経済的な場合もあります。
オプション取り付けの制限を確認
カーリースの場合、契約内容によっては車両への改造や後付けオプションの取り付けに制限がある場合があります。契約前に必ず確認しましょう。
オプション別おすすめの選び方
ETCの賢い選び方
- 高速道路利用が多い方:ビルトインタイプを契約に含める
- 普段使いが中心の方:分離型の後付けタイプを自分で購入
- 次の車種も見据えている方:持ち運び可能なタイプを検討
ドライブレコーダーの賢い選び方
- 通勤・通学に使う方:前後2カメラタイプで安全性を確保
- 駐車場でのトラブルが心配な方:駐車監視機能付きモデル
- 家族や趣味での利用が多い方:高画質・大容量のハイエンドモデル
ナビゲーションの賢い選び方
- 純正機能を重視する方:車種専用の純正ナビ
- コスト重視の方:スマホ連携のディスプレイオーディオ
- 最新機能を追求する方:更新頻度の高い社外品の検討も◎
カーリースのオプション選びでよくある質問
Q: オプションを後から追加できますか?
A: 基本的にリース契約締結後のメーカーオプションの追加は困難です。ディーラーオプションや市販品については、リース会社の許可を得た上で装着可能な場合があります。契約前に必要なオプションをしっかり検討しておくことをおすすめします。
Q: リース満了時、オプションはどうなりますか?
A: リース契約に含まれているオプションは、基本的に車両と一緒に返却することになります。ただし、自分で購入・装着したオプションについては、原状回復義務の範囲内であれば取り外して手元に残すことができる場合が多いです。
Q: オプション込みのリース料と自分で購入する場合、どちらがお得ですか?
A: 一概には言えませんが、長期間使用する予定のオプションは自分で購入した方が経済的な場合があります。一方、車種専用設計の純正オプションや、次の車では使わない可能性が高いものはリース契約に含めた方が手間がかからず、満了時の処分の心配もありません。
まとめ:カーリースのオプション選びを成功させるポイント
カーリースでのオプション選びは、快適なカーライフに直結する重要な要素です。以下のポイントを押さえておきましょう。
- 自分の使用スタイルに合わせて必要なオプションを見極める
- 月々の追加費用だけでなく、リース期間全体での総額を計算する
- リース満了後の扱いも考慮して、契約に含めるか自分で購入するか判断する
- 契約前に、オプション装着に関する制限や条件を確認する
カーリースは月々定額でカーライフを楽しめる魅力的なシステムです。オプション選びも含めて、自分のライフスタイルに合った選択をすることで、より快適なカーライフを実現しましょう。
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